眠らない街





 ――ふと、見上げると、





 想ったよりも遥かに濃い色が空を覆い、すでにそこに、太陽の姿はない。
 今は夜なのだと、ようやくそこで気づく。

 街は明るい。

 敷き詰められた建物が光を放ち、昼を装った街は人で賑わう。

 まるで、夜でないような、夜。



 ――それとも、街は夜を知らないのか?

 ――知りたくないのか?



 街は眠ることなく動き続け、人は次第に、夜を忘れる。





 ――そんなに、闇を恐れるのか?







 ――そんなに、私を恐れるのか?




   *fin*





 午前二時頃、部屋の窓から遠くで光る街を見て……なんか突発的に思ったことをそのまま書いた感じ。
 故にそれほど意味も、オチもなかったり(殴。