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*エピローグ*
あー、やっと終わった。
まったくあいつらも無茶してくれるよなあ。危なくなったらアレスちゃんをすぐに引き戻さなきゃいけなかったから、こっちだって大変だったんだ。もー精神擦り切れる直前だったって……。
あ、そうだ。アレスちゃんのことなんだけど、彼女、今じゃ向こうの世界でぴんぴんしてるよ。あの後お医者様に診てもらって、ちゃんと病気が治ったことをお母様に知らせたみたいだから。
それは良かったんだけど……あー、俺ちょっともう限界。なんかいつも以上に力使ったみたいでさあ……。体がだるいってゆーか、頭がくらくらするってゆーか……。
うん。俺寝るわ。
そういうわけだから、一時俺は休業。もちろん、ディアンとコウもだな。
あんたらもさ、何かどーしよーもない悩み事とかあったら俺たちのとこに来なよ。絶対すっきりさせてやるからな。
それじゃ、おやすみ……。
あとがき
本日は二月十四日、女の子にとっても男の子にとっても一世一代の大勝負『バレンタイン・デー』! ……一人で寂しくチョコをかじっています。お久しぶりの方は本当に長らくお待たせいたしました。始めましての方はこれからもどうぞよろしくおねがいいたします。石田美咲兎です。
今回の話は心の病んだ少女と二人の妖精(+約一名)のお話です。どうでしたか? 楽しんでいただけましたか? 私としては、少し説明不十分な点があったところが痛いです。……あ、少しじゃないですね。すいません。たくさんありました。
えーっと、私正直言ってあとがきって苦手なんですよね。何を話したらいいのかいまいちよくわからなくって。まあ、ネタばらしとか作者の近況報告とかキャラクターを交えて対談とか色々あるんでしょうが。
……あ、そうですね。ネタばらし行きましょう、ネタばらし。
実は今回の話の元々のネタは、一年と半年ぐらい前に考えていたものなんです。何かこの話を再び書いていて、ああその頃は私の心は病んでたのかなとか思いました。これは私だけかもしれませんが、話を書いているとその主人公とかが私自身の理想だったりするんですね。ここでああならずにこうだったらっていうのがそのまま主人公になってしまうんです。今回のその結果がアレスですね。自分で書いていてなんですが、アレスが羨ましいです。ディアンとコウみたいな男の人と三日も過ごせて……。すいません、私少し欲求不満です。
実は私の好きな声優さんの歌に『夢よりも深い 深い場所 魂(こころ)が返る場所』というフレーズがあるんです。あ、別にこれからとってつくったんじゃありませんよ? 断っておきますが私が元ネタを考えてたほうが先です! ……それでですね、この歌詞を見たときにぴんっときたんです。ああ、これってアレスたちのことだなあって。……それにもかかわらず、あれから約一年半、私はなぜこのネタを練るのを止めていたんでしょうか? 自分でも不思議でなりません。
そういえばなんですが、どんどん皆のキャラが崩れてきてますよね。ディアンはそこまで変わってないんですが、バクとの戦闘を楽しみにしているようなやつではありませんでした。当初は。それにコウもあそこまで家政婦魂浸透しているようなやつではありませんでした。そしてやっぱり一番変わってしまったのはアレスで、あの子は当初あそこまではちゃめちゃな性格ではありませんでした。おとなしい子だったんですよ、本当は。……でもまあこうなってしまったということは、この子たちが本当はこういうキャラだったんだと思って私はあきらめています。
そんなこんなでやっと出来上がった『dreamer』、読んでくれた皆様が面白かったと思ってくれたら嬉しいです。では、次はいつになるかわかりませんが……。
2004,2,14(Sat) 石田美咲兎
※これは管理人ほむら=石田美咲兎が2004年2月14日に書き終えたものです。
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